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成果シェア型の操業最適化サービスをパルプ工場が導入:製造IT導入事例
横河ソリューションサービスは、目標とする品質を確保しながら生産コストを最小化する同社の最適操業支援サービス「DDMOnEX」が、日本製紙の石巻工場に採用されたと発表した。
横河ソリューションサービスは2018年5月21日、目標とする品質を確保しながら生産コストを最小化する、同社の最適操業支援サービス「DDMOnEX」が、日本製紙の石巻工場に採用されたと発表した。
DDMOnEXは、過去の良好な運転実績からモデルを作成し、それを用いて実際のプラントの運転データを取り込み、品質を保ちながら材料や水、燃料などの費用を最小化するために必要となる最適な制御設定値を算出する。最適化によって生じた効果額を利用企業と横河ソリューションサービスが分け合う、成果シェア型のサービスだ。
モデル化には、横河電機が開発したプラントの運転実績データから設備モデルを自動的に作成できるDDMO(データ駆動型プラント最適化モデリング技術)を採用している。また、顧客プラントの運転データは、遠隔監視が可能な信頼性の高い通信ネットワークを通じてYOKOGAWAサーバのDDMOnEX上に取り込まれる。
日本製紙石巻工場は、1日当たり木材パルプ1820t、古紙パルプ600tの生産能力をもつ基幹工場。日本製紙では、生産効率向上とエネルギーの効率利用の両立が求められる中、工場全体で操業最適化を図るべくDDMOnEXを導入した。
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