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数学教育現場のデジタル化にソフトウェア収益化ソリューションを導入:製造IT導入事例
ジェムアルトのソフトウェア収益化技術をカシオ計算機が導入した。事業運営の合理化やソフトの使用状況管理、可視化ができるソリューションにより、カシオは数学教育現場が求めるデジタル教育環境をハード、ソフトの両面から展開可能になった。
ジェムアルトは2018年4月24日、同社のソフトウェア収益化技術をカシオ計算機が導入したと発表した。
今回、カシオが導入したのは、ジェムアルトが提供する「Sentinel」シリーズのEMS(Entitlement Management System)とソフトウェアライセンスRMS(Rights Management System)。EMSは収益を最大化して事業の運営を合理化し、RMSはソフトウェアの使用状況管理と可視化ができる。これらにより、カシオは数学教育用の関数電卓の機能をハードウェアとしてだけではなく、ソフトウェアとしても提供できるようになる。
EMSとRMSの組み合わせにより、1年ライセンスと3年ライセンス、90日間試用版などを市場ニーズに合わせて提供できるようになった。また、Web販売と既存の販売チャネルの双方を事業拡大に活用できる。
カシオでは近年、従来のハードウェアだけでなくソフトウェアビジネスにも積極的に取り組んでいる。今回構築したビジネスモデルにより、カシオは中学・高校の数学教育現場が求めるデジタル教育環境をハード、ソフトの両面から展開できる体制が整った。
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