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フルカラー3Dプリンタで自分が作った3Dデータを無償で出力、ミマキが東京と長野で:3Dプリンタニュース
ミマキエンジニアリングは、同社の3Dプリンタ「3DUJ-553」を用いてフルカラー3D造形を無償で体験できる「Mimaki Full Color 3D Creative Lab.」を開催する。対象者は、3Dデータを持参可能なクリエイターや学生。
ミマキエンジニアリングは2018年5月19日、22日に同社の3Dプリンタ「3DUJ-553」を用いてフルカラー3D造形を無償体験できる「Mimaki Full Color 3D Creative Lab.」(Creative Lab.)を開催する。
3DUJ-553は、1000万色以上のフルカラーで精巧な造形を可能とするUV硬化インクジェット方式の3Dプリンタ。後加工性に優れ、オーバーコートや穴あけもできる。同社のプリント技術を集結し、精巧な造形表現を可能にした。
Creative Lab.では、3DUJ-553についての説明からフルカラー3Dデータ作成時の注意点、実際のプリント、サポート材の除去まで、3Dプリンタ造形の流れを体験できる。
開催場所は、長野県の同社滋野ショールームと東京都五反田のJPデモセンター(いずれも全5回)。第1回は、滋野ショールームは同年5月22日、JPデモセンターは同年5月19日に開催する。
対象者は、3Dデータを持参可能なクリエイターや学生。参加費は無料で、メールによる事前申し込みが必要。OBJ形式の自作3Dデータ(OBJ、mtl、テクスチャのセット)とノートPCを持参して参加する。3Dデータは、造形サイズ30×15×15mm以内、ポリゴン数は200万ポリゴン前後で、0.3mm以上での造形を推奨している。
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