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和歌山に製作所を新設、ラジアル軸受などの生産体制を強化:工場ニュース
NTNは、和歌山県橋本市にラジアル軸受などの生産を行う新拠点「和歌山製作所(仮称)」を新設する。日本各地に分散していたラジアル軸受の生産を再編成するとともに、高付加価値商品の生産を同製作所に集約する。
NTNは2018年3月23日、和歌山県橋本市にラジアル軸受などの生産を行う新拠点「和歌山製作所(仮称)」を新設すると発表した。敷地面積は10万9100m2、延床面積約6万100m2。同年7月から順次着工し、2019年6月に量産を開始する予定だ。
和歌山製作所では、低摩擦、長寿命などの付加価値を持つラジアル軸受や、ベアリングユニットなどを製造生産する。また、日本各地に分散していたラジアル軸受の生産を再編成するとともに、高付加価値商品の生産を和歌山製作所に集約する。
同製作所では、スマートファクトリー化を推進し、資材投入から加工出荷までの工程を、IoT(モノのインターネット)およびAI(人工知能)システムで自動化する。さらに、生産性や稼働率の向上を目的とする新設備とシステムを導入し、市場ニーズに適合した新商品生産に対応。加えて試作納期を低減し、生産リードタイムを従来比で3分の1に短縮し、高品質な商品を迅速に供給するとしている。
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