ニュース
簡便さを追求した2D CAD「CADSUPER Lite」、組図部品図の連動機能を追加:CADニュース
アンドールが、2次元CADシステム「CADSUPER Lite」2018年度版を発売した。64Bit OS完全対応で、迅速な投影図作成が可能になった。また、複数図面範囲指定印刷機能や、組図と部品図を連動するグループ認識機能などが新たに加わっている。
アンドールは2018年4月5日、簡便かつデータ互換が可能な2次元CADシステム「CADSUPER Lite(キャドスーパーライト)」2018年度版を発売した。
CADSUPER Liteは、製図機能に限定したシンプルなメニュー構成で、直感的なオペレーション操作ができる。これにより、設計現場だけでなく、営業や製造現場などでも幅広く使える。
最新の2018年度版は、64Bit OSに完全対応。利用メモリ制限をなくすことで、ストレスなく3Dデータの投影図が作成できる。また、同一図面内の複数の印刷範囲を登録できる機能を搭載した。1画面で組図、部品図を作成し、設計作業の後すぐに、必要な図面を連続で出力できる。
グループ認識機能では、図面内で必要形状を選択すれば、部品登録しなくても組図と部品図が連動する。修正要素を選択すると同じ形状がハイライト表示され、すぐに修正作業ができる。
オプションで、検査寸法表ツールVer1.3に対応。同ツールは、CAD図面内の複数の図形を囲んで選ぶだけで、図形ごとに寸法線属性を自動抽出し検査表を作成する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 64ビットOS対応でメモリ制限を解除した「CADSUPER 2018」
アンドールは、ハイブリッドCADシステム「CADSUPER 2018」を発売した。3次元CADとの連携を強化するため64ビットOSに対応。組図と部品図が連動できるグループ認識機能など新機能が加わり、データのセキュリティも強化された。 - CAD図面から寸法値・誤差の数値を抽出する自動寸法認識ツールを発売
アンドールは、同社の2D/3D設計ソフト「CADSUPER」シリーズに対応したCATツール「検査寸法表ツール」を発売する。CAD図面内の複数の図形を選択するだけで、図形ごとに寸法線属性を自動抽出し、検査表を作成できる。 - 3D時代といえど、「紙の図面」がまだ必要なのよ――無償2D CADを使ってみましょう
ファブレスメーカーのママさん設計者が2D CADの使い方の基本を解説! 無償2D CAD「DraftSight」を例に、2D CADを使った図面の作成に必要な環境設定、図面作成の基礎などをゆるっと説明する。今回はインストールと環境設定をしていく。 - 2D CAD「図脳RAPIDPRO19」のネットワーク版を発売、コスト削減効果が期待
フォトロンが、LAN上でフローティングライセンスを管理するクライアントサーバ型の国産2D CAD「図脳RAPIDPRO19ネットワーク版」を発売した。ライセンスをCADを同時に起動するPCの台数分だけ購入するため、コスト削減につながる。 - 廉価な2D/3D CAD「CorelCAD 2018」、3Dソリッド編集や作画機能など強化
コーレルはCADソフトウェア「CorelCAD 2018」を販売開始。モバイル端末で利用できるCADアプリも提供予定としている。ライセンス販売価格は6万9000円。