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2D CAD「図脳RAPIDPRO19」のネットワーク版を発売、コスト削減効果が期待:CADニュース
フォトロンが、LAN上でフローティングライセンスを管理するクライアントサーバ型の国産2D CAD「図脳RAPIDPRO19ネットワーク版」を発売した。ライセンスをCADを同時に起動するPCの台数分だけ購入するため、コスト削減につながる。
フォトロンは2018年3月、LAN上でフローティングライセンスを管理するクライアントサーバ型の国産2DCAD「図脳RAPIDPRO19ネットワーク版」を発売した。1ライセンス当たりの価格は、累計ライセンス数が5〜10の場合で17万5000円(税別)だ。
同製品は、同時起動数をサーバで管理するクライアントサーバ型の国産2D CADだ。CADを利用する人数分のライセンスではなく、CADを同時に起動するPCの台数分だけライセンスを購入する。
仮に100人の利用者がいても、同時に起動する人数が20人であれば20ライセンス分を購入する仕組みのため、ライセンスコストを削減できる。CADを利用したい人が急に現れた場合も、すぐにインストールして使用でき、業務上の機会損失を減らせる。
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