軽量・小型ながら高精細な画像を提供する超音波診断装置:医療機器ニュース
コニカミノルタは、小型の高画質超音波診断装置「SONIMAGE MX1」「SNiBLEyb」を発売した。場所を選ばず使用でき、超音波の音響ノイズを抑制して伝達効率を上げる新技術「Dual Sonic」により、軽量・小型ながら高精細な画像が得られる。
コニカミノルタは2018年3月6日、小型の高画質超音波診断装置「SONIMAGE MX1」と「SNiBLEyb」を発売した。価格はSONIMAGE MX1が2500万円、SNiBLE ybが2600万円となっている(税別。各種プローブやカート、オプションは別料金)。
両装置は、旧シリーズ「SONIMAGE HS1」の太さ数十〜数百ミクロン程度の筋束や神経束の繊維構造まで鮮明に見える高精細な画像と操作性を継承している。さらに、超音波の音響ノイズを抑制して伝達効率を上げる新技術「Dual Sonic」により、軽量で幅320×高さ302×奥行き64.5 mmと小型ながら、高精細な画像が得られる。また、大きな操作ボタンと画面上のタッチパネルで直感的な操作ができ、検査効率を向上する。
SONIMAGE MX1は、在宅診療や外来診療においてベッドサイドで検査や処置をするPOC(Point of Care)、透析などに向く。SNiBLE ybは、整形外科モデルとして、外来診療やスポーツドクターによるフィールドでの診察、リハビリでの回復観察などに適している。
内蔵のバッテリーで約1時間使用でき(オプションの拡張バッテリーを利用すれば最大2時間まで使用可能)、電源を取りにくい場所での診察に活用できる。
また、利用シーンに応じてより便利に使えるオプションを用意。可動性の高いポールカートとデスクトップスタンド、持ち運びや屋外での使用に便利なキャリーバッグなどがある。
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