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クラウド上で3Dデータを保管して仲間と共有できる「Solid Edge Portal」のβ版を無償提供CADニュース

シーメンスPLMソフトウェアは3Dデータクラウドサービス「Solid Edge Portal」のβ版を無償提供する。さまざまな形式のCADファイルのアップロードや表示、共有、マークアップなどに対応する。

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 シーメンスPLMソフトウェアが「Solid Edge Portal」のβ版を無償提供している。クラウドへのCADファイルのアップロードや表示・閲覧、共有、マークアップができる。データは5GBまでクラウドで無償保管可能だ。クラウド/ブラウザベースの仕組みなので、インターネットが閲覧可能な環境であれば、機器やOSの種類は問わないとしている。ソフトウェアやアプリのインストールも不要だ。「Solid Edge」のライセンスはなくても(ユーザーでなくても)利用できる。

 対応データフォーマットはSolid Edgeのネイティブファイルの他、JTやParasolid、IGES、STEPなどの中間ファイル、3Dプリンタ用ファイルとしてSTL、「SOLIDWORKS」「CATIA/V4/V5/V6」「Pro/ENGINEER(Creo)」「Inventor」「Rhino 3D」といった他ブランドのネイティブデータにも対応する。2Dデータもアップできる。

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Solid Edge Portalの画面
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データを指示のある場所にドラッグアンドドロップするとアップロードできる

 視点(ビュー)の変更や断面を切ることも可能で、視点の変更はマウスで行える。断面はアイコン選択後に出現する平面をドラッグすることで簡単に設定できる。

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断面表示

 マークアップの色は現在は赤のみ。手書きの文字や丸や四角など簡易なシェイプを備える。

 アップロードしたデータは、他者と共有することも可能だが、Solid Edge Portalへの登録が必須となる。共有先がSolid Edge Portalのユーザーではない場合はまず招待する形となる。

 ポータルサイトは日本語対応しているが、ヘルプは英語のみ。

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