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中国浙江省に工業用ファスナー生産向け第2工場を新設、2020年6月稼働予定:工場ニュース
日東精工は、中国にある子会社、日東精密螺絲工業(浙江)が新工場を建設すると発表した。自動車業界参入に向けた高付加価値製品の生産設備、検査設備の増強などにより、生産能力と売上高を1.5倍に引き上げる計画だ。
日東精工は2018年2月14日、中国浙江省にある子会社、日東精密螺絲工業(浙江)が第2工場となる新工場を建設すると発表した。稼働時期は、2020年6月を予定する。
2001年に設立された日東精密螺絲工業(浙江)は、家電、IT・情報機器向けファスナーのねじ部品を中心に生産している。中国では、競合メーカーの台頭によって価格競争が激化するとともに、品質への要求が高まっている。その対策として、標準ねじ製品から高付加価値製品へのシフトおよび高品質が求められる自動車関連ユーザーへのシェア拡大が急務となっている。
そこで同社は、敷地内に第2工場を新設することを決定。自動車業界参入に向けた高付加価値製品の生産設備、IATF16949:2016を認証取得した品質管理体制をより強固にするための検査設備の増強などにより、生産能力と売上高を1.5倍に引き上げる計画だ。
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