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ロボット芝刈機を使って芝生整備、Jリーグ競技場で省人化効果を検証:ロボット開発ニュース
Jリーグ加盟のガイナーレ鳥取が使用するチュウブYAJINスタジアムなどにロボット芝刈機「Miimo HRM520」を導入し、芝生の維持・管理に用いて省人化や低コスト化につながるかを検証する。
ホンダは2018年2月1日、Jリーグ加盟のガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取による芝生生産事業「Shibaull」に、プロジェクトパートナーとして協力すると発表した。
ロボット芝刈機「Miimo HRM520」を、販売会社であるホンダパワープロダクツジャパンがSC鳥取に同年1月から貸与する。Miimoの稼働範囲の設定に必要となるエリアワイヤーを芝生利用地に設置する作業や、メンテナンスなども担当する。
ガイナーレ鳥取が使用するチュウブYAJINスタジアムなどの芝生の維持・管理にMiimoを用い、省人化や低コスト化につながるかを検証する考えだ。
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