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大手エンジニアリング企業2社、企業価値向上を目指し包括連携契約を締結:製造マネジメントニュース
東洋エンジニアリングと新日鉄住金エンジニアリングは、両社の競争力強化を目指して相互に連携するため、包括連携契約を締結した。
東洋エンジニアリングと新日鉄住金エンジニアリングは2017年12月27日、両社の競争力強化を目指して相互に連携するため、包括連携契約を締結したことを発表した。
同契約によって両社は、国内外での事業連携や新規事業の開拓および調達分野での協力、相互のエンジニアリングノウハウの供与、人材面での協力などを通じ、両社の企業価値向上が期待できる事業や案件などで協業していく。
契約期間は同年12月27日から3年間。今後、両社メンバーで構成する「連携推進委員会」を設置し、具体的な協業案件を掘り起こしていく。
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