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見守りセンサー内蔵型の低床電動ベッドを発売:医療機器ニュース
パラマウントベッドは、見守りセンサーを内蔵した低床電動ベッド「エスパシア」シリーズを発売した。ベッド利用者の起き上がりや離床などの動作を通知する「離床CATCH」などを搭載している。
パラマウントベッドは2018年1月9日、見守りセンサーを内蔵した低床電動ベッド「エスパシア」シリーズを発売した。見守りセンサーとは、利用者の離床などを察知し、遠隔の職員などに通知する介護ロボットの一種。同シリーズでは、離床センサー「離床CATCH」などを搭載した。
エスパシアシリーズでは、ベッドに搭載される全機能を大型タッチパネルで操作・確認できる「ベッドナビ」を搭載(一部機種はオプション)。ベッド利用者の起き上がりや離床などの動作を通知する離床CATCHの操作や、「眠りSCAN」によるベッド利用者の睡眠・覚醒の状態、心拍数、呼吸数などの測定結果を表示する。
一部機種には、ベッド全体が傾いて足先が下がった姿勢が取れる「カインドPLUSモーション」を採用。従来の背ボトムだけを動かす背上げに比べ、起き上がった際の体のずれ幅を約25%削減した。起き上がりのずれや圧迫感を軽減することで、床ずれのリスクを低減する他、離床しやすい座位姿勢が可能になった。
ベッドの最低床高は、同社従来品より12%低い22cmタイプと超低床の15.5cmタイプの2種を用意。さらに、機能、ベッド幅、デザインなどの組み合わせによって計234通りをそろえた。希望小売価格は48万5000円(税別)からとなっている。
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