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「C-HR」「カムリ」のデザイン部門が示す、レクサスのラグジュアリーの方向性デトロイトモーターショー 2018

トヨタ自動車は「北米国際自動車ショー2018」で披露するコンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」の一部を公開した。

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 トヨタ自動車は2017年12月19日、「北米国際自動車ショー2018」(プレスデー:2018年1月14〜16日、一般公開日:2018年1月20〜28日、米国ミシガン州デトロイト)で披露するコンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」の一部を公開した。

 Lexus LF-1 Limitlessは、レクサスブランドのフラグシップクロスオーバーとなるコンセプトモデル。デザインは米国の南カリフォルニアに拠点を置くCalty Design Researchが担当した。新しいラグジュアリーの方向性を示すとしている。

「Lexus LF-1 Limitless」のデザインの一部(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車
フラグシップセダン「LS」の将来像となる自動運転技術を搭載したコンセプトモデル「LS+ Concept」。2017年の東京モーターショーで披露した(クリックして拡大)

 Calty Design Researchは、米国のニーズや嗜好に応える目的でトヨタ自動車が1973年に設立したデザイン拠点だ。手掛けたモデルは、2代目「セリカ」(1978年)や初代「エスティマ(米国名プレビア)」(1990年)、3代目「ソアラ(米国名レクサスSC400)」(1991年)などがある。

 2018年モデルでは「C-HR」「カムリ」「レクサスLC500」を担当した。モーターショー向けのコンセプトカーとしては、2017年に発表した「FT-4X」「Concept-i」を手掛けた実績がある。

 エスティマのパッケージングはCalty Design Researchが提案した。その提案を受けて、日本のエンジニアがエンジンを傾けて前輪と後輪の間に搭載するレイアウトを完成させた。「EGG ON A BOX」という流線型の丸みを帯びたスタイルもCalty Design Researchが手掛けた。

初代「エスティマ」のスケッチ(左)と提案モデル(右) 出典:トヨタ自動車
Calty Design Researchが手掛けたコンセプトカー。「FT-4X」(左、中央)と「Concept-i」(右)(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車
Calty Design Researchが携わった量産モデル。「C-HR」(左、中央)とレクサス「LC500h」(右)(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車
「カムリ」もCalty Design Researchが担当(クリックして拡大)

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