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「スマート消防服」に内蔵するウェアラブルデバイスを共同開発ウェアラブルニュース

インフォコムは帝人と共同で、帝人の「スマート消防服」に内蔵するセンシングデバイスを開発した。同デバイスは、温度や位置情報などのデータを管理システムに送信し、解析結果から熱中症リスクを警告するなど、消防隊員の安全管理に活用される。

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 インフォコムは2017年10月10日、帝人と共同で、帝人の「スマート消防服」に内蔵するセンシングデバイスを開発したと発表した。サイズは名刺ケース大で、温度や位置情報などの通信が行える。スマート消防服の内ポケットに装着することで、個々の消防隊員のデータを火災現場や消防本部などの管理システムにリアルタイムで送信できる。

 同デバイスから送信された各消防隊員のデータは、管理システムで収集/解析される。帝人が開発したアルゴリズムを用いて、これらのデータから深部体温を予測し、熱中症リスク警報を発信するなど、消防隊員の安全管理に活用される。

センシングデバイスを内蔵した「スマート消防服」
センシングデバイスを内蔵した「スマート消防服」(クリックで拡大) 出典:インフォコム

 帝人では、2019年以降に「スマート消防服」による消防隊員の安全警報システムの実用化を目指す。また、インフォコムでは、「AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用したビジネス展開」を進めており、重点事業のヘルスケア事業において非接触型センサーを活用した介護業界向けの見守りサービスを開始した。他に、IoTを活用した認知症ケアサポートシステムの開発にも取り組んでいる。

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