構成マスター保守の逆展開機能を強化した生産管理:製造ITニュース
OSKは、同社の生産管理システムの最新版「生産革新Fu-jin SMILE BS 2nd Edition Rel.6」と「生産革新Raijin SMILE BS 2nd Edition Rel.6」を発売した。構成マスター保守における逆展開機能を強化するなど、利便性が向上している。
OSKは2017年8月10日、同社の生産管理システムの最新版「生産革新Fu-jin SMILE BS 2nd Edition Rel.6」(Fu-jin)と「生産革新Raijin SMILE BS 2nd Edition Rel.6」(Raijin)を発売した。価格は、Fu-jinのSA版が90万円、LAN版が180万円から、RaijinはLAN版のみで380万円から(いずれも税別)となっている。
Fu-jinは、生産計画や所要量計算、製造管理、工程進捗管理など製造業の生産管理に必要な機能を備えた製販一体型の生産管理システムだ。Raijinは、Fu-jinの機能に加えて特注品や個別仕様品などの個別受注生産にも対応する。
今回の最新版では、構成マスター保守における逆展開機能を強化。子部品を使用している親製品を確認するための逆展開表示から、構成品を表示する正展開参照への切り替えが簡単にでき、子部品を変更するとどの範囲に影響が及ぶかといった調査が容易になった。
また、同社の文書管理システム「eValue NS ドキュメント管理」と連携すると、品目や得意先、仕入先に関する図面や文書、写真などのデータを参照したり登録したりできるようになる。さらに、各品目の図面や仕様書、契約書などの版管理やセキュリティ権限設定もしやすくなる。
なお、Fu-jinおよびRaijinを利用するには、同社の「SMILE BS2 販売 スタンダード」が別途必要となる。
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