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双葉電子がカブクを買収、インダストリー4.0などの動きに対応:製造マネジメントニュース
双葉電子工業は、クラウド製造サービスを展開するカブクを子会社化する。インダストリー4.0などICTを活用したモノづくり領域を強化する狙い。
双葉電子工業は2017年8月25日、クラウド製造サービスなどを展開するカブクの株式を取得し子会社化することを発表した。
カブクは、高度なソフトウェア開発力とユニークな企画力を強みに、IoT(モノのインターネット)時代の新たなモノづくりを実現するデジタル製造プラットフォームを展開している※)。
※)関連記事:国内外の提携工場の相見積もりが一気に取れるカブク、オンライン見積もり自動化も計画
一方、双葉電子工業は独自の生産技術を強みとして生産器材の標準化など、モノづくり業界の合理化を推進。新たに2017年5月に発表した中期経営計画では、生産領域において、ハードにソフト要素を付加した新たな価値の創出を図っていく方針を打ち出している。
これらを実現する手段として、発展が進むIoT、AI(人工知能)などのソフトウェア開発力を早期に獲得することが重要と判断し、今回カブクの買収に踏み切ることを決めた。
双葉電子工業とカブクは、日本のモノづくり業界の活性化と世界における競争力の向上に貢献するという方向性が一致しているとし、中長期的に双方の事業成長スピードの向上が見込めるとしている。今回の買収による双葉電子工業のカブク株式数の取得は約2万株で、所有割合は発行済株式数の90%に達する。これらの取得に必要な金額は13億5500万円だとしている。
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