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レクサス「CT」がマイナーチェンジ、個性的なデザインを進化:車両デザイン
トヨタ自動車は、レクサスブランドのハイブリッド専用ハッチバック「CT」に一部改良を実施し、デザインを世界初公開した。日本での発売は2017年秋を予定している。
トヨタ自動車は2017年6月15日、レクサスブランドのハイブリッド専用ハッチバック「CT」に一部改良を実施し、デザインを世界初公開したと発表した。日本での発売は2017年秋を予定している。
レクサス独自のデザイン要素を洗練させ、個性的なデザインを進化させたという。アグレッシブな印象を与えるメッシュのスピンドルグリルや、ヘッドランプ上部に配置したアローヘッド形状のクリアランスランプなどによって、精悍(せいかん)な表情を際立たせた。インテリアでは、シート表皮にオーナメントパネルとの一体感を持たせた2トーンカラーを採用した他、車載情報機器の画面サイズを10.3インチに大型化した。
また、予防安全パッケージの「Lexus Safety System +」を採用し、運転支援を強化する。Lexus Safety System +には、歩行者と車両を検知して作動する自動ブレーキや、車線維持支援、自動ハイビーム、クルーズコントロールが含まれる。
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