ニュース
1次元でも2次元でも高精度に読み取る小型バーコードリーダー:FAニュース
コグネックスは、小型固定式バーコードリーダー「DataMan 70」シリーズ8種を発売した。42.4×22.2×35.8mmと小型ながら、ラベル上の1次元バーコードおよび2次元コードを高精度で読み取る。
コグネックスは2017年5月25日、小型固定式バーコードリーダー「DataMan 70」シリーズ8種を発売した。42.4×22.2×35.8mmと小型で、生産ラインや機械装置の狭いスペースへの設置に適している。
DataMan 70シリーズには、同社独自の1Dmax、Hotbars、IDQuickといったバーコード読み取りアルゴリズムを搭載。コントラストやぼけ、損傷、印字不良、鏡面、解像度不足、クワイエットゾーン損傷、台形ゆがみなど、さまざまな状態のラベル上の1次元バーコードや2次元コードを高精度で読み取る。
また、個別に制御できるLEDやレンズにより、明るさが均一でコントラストの高いイメージが作成可能だ。そのため、長距離および短距離でのコード読み取り、広い被写界深度、低速/高速アプリケーションなどにおいて、高い読み取り率を維持する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- マシンビジョンとは何か?
製造現場のプロセス自動化や品質向上に役立つマシンビジョンの基礎知識をお伝えする本連載。第1回は、マシンビジョンとは何かを解説するとともに利点について紹介する。 - 製造現場における画像処理【前編】
製造現場における画像処理技術とは何か? その特徴や導入時のポイントなどをきちんと理解し、生産性向上に役立てていきましょう。連載第5回のテーマは「製造現場における画像処理」についてです。具体的に画像処理が製造現場で効果的に利用されている実例を紹介します。 - 画像処理でできること
製造現場における画像処理技術とは何か? その特徴や導入時のポイントなどをきちんと理解し、生産性向上に役立てていきましょう。連載第2回のテーマは「画像処理でできること」です。画像処理の利用が最も盛んな工場での製造工程を例に、「GIGI」というキーワードに沿って解説していきます。 - キヤノンが“ばら積みピッキング”の次に狙うのは“ロボットアームの目”
キヤノンは「Canon EXPO 2015 Tokyo」において、2014年に新規参入したマシンビジョンの新たな技術展示などを行った。 - スマートファクトリーがいよいよ現実解へ、期待される「見える化」の先
ドイツのインダストリー4.0がきっかけとなり関心が高まった、IoTを活用したスマートファクトリー化への動きだが、2017年は現実的成果が期待される1年となりそうだ。既に多くの実証成果が発表されているが、2017年は、実導入ベースでの成功事例が生まれることが期待される。 - いまさら聞けない産業用ロボット入門〔前編〕
日本は「ロボット大国」とも呼ばれていますが、その根幹を支えているのが「産業用ロボット」です。それは世界の産業用ロボット市場で圧倒的に日本企業がシェアを握っているからです。では、この産業用ロボットについてあなたはどれくらい知っていますか? 今やあらゆるモノの製造に欠かせない産業用ロボットの本質と基礎を解説します。