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2つの生産拠点をデジタル統合、スマートファクトリー化で生産性を1.5倍へ工場ニュース

ヤマザキマザックは、岐阜県美濃加茂市にある2つの生産拠点をデジタル統合し、大規模スマートファクトリー化すると発表した。変化する市場環境に対応し、多品種少量生産を効率的に行い、生産性の1.5倍向上を目指す。

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 ヤマザキマザックは2017年5月22日、多品種少量生産を効率的に行うため、岐阜県美濃加茂市にある2つの生産拠点(美濃加茂第一製作所/美濃加茂第二製作所)をIT/IoT(モノのインターネット)技術でデジタル統合し、大規模スマートファクトリー化すると発表した。

 美濃加茂第一製作所は1983年に操業を開始した同社の主力工場で、複合加工機「INTEGREX」シリーズを生産する。美濃加茂第二製作所は2006年操業で、小型および中型の量販機を生産している。

 2つの生産拠点で重複している部品加工、組み立て、管理部門の機能を集約・再編することで、「エコ&クリーンな大規模恒温組み立て工場」「IoT/ビッグデータ/AIによる高効率な自動化加工工場」を目指す。さらに、同社が進める「Mazak iSMART Factory」化により、機種ごとの生産量を柔軟に変更するなど、顧客のニーズに迅速に対応可能な体制を築く。

 新たに誕生する美濃加茂製作所「Mazak iSMART Factory」は、本社工場に対して延床面積で5倍の規模となり、生産性は1.5倍の向上を目指す。再編/統合の完了は、同社の創業100周年にあたる2019年を予定している。

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