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タブレット端末で操作できるCT装置の販売を開始医療機器ニュース

シーメンスヘルスケアは、タブレット端末で操作できるCT装置「SOMATOM go」の国内販売を開始した。タブレット操作でCT検査のワークフローを完結できるようにしている。

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 シーメンスヘルスケアは2017年4月5日、タブレット端末で操作できるCT装置「SOMATOM go(ゾマトム ゴー)」の国内販売を開始した。タブレット操作により、従来とは違ったCT検査のワークフローを実現する。

 専用のタブレット端末を使用して検査室内で患者登録から画像確認、転送までの一連の操作を行える。従来は、CT装置が置かれた検査室とコンピュータがある操作室を行き来する必要があった。

 また、装置本体にシステム制御や画像再構成を担うコンピュータを内蔵し、必ずしも操作室を必要としない。そのため、CT装置導入時の施設のレイアウト変更にかかる初期費用を抑え、限られたスペースにCT装置を導入できる。

 さらに、同社のCT装置「SOMATOM Force」「SOMATOM Drive」などに搭載されているX線スペクトラム変調技術を搭載。画像化に寄与しない低エネルギー成分のX線を効果的にカットし、一般的な胸部レントゲン撮影と同等の被ばく線量によるCT検査を可能にした。この技術は胸部低線量肺がんスクリーニング検査にも利用されており、人間ドックや健康診断への適応も期待される。

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「SOMATOM go」(クリックして拡大) 出典:シーメンスヘルスケア
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X線スペクトラム変調技術により低い被ばく線量で撮影可能であった例(クリックして拡大) 出典:シーメンスヘルスケア

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