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既存設備をスマートファクトリー化、ジェイテクトが後付けパッケージを発売製造業IoT

ジェイテクトは、既存設備間を簡単につなぎ、データ解析などを可能とするパッケージ製品を2017年春から販売する。合わせて自社の工作機械全機種に解析モジュールを標準搭載する。

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 ジェイテクトは2017年2月15日、他社製品も含め既存設備に後付けで接続し、既存設備間をつないだり、設備のデータ解析などを行ったりできるパッケージ「JTEKT-LINK」を2017年春に発売することを発表した。

 工場内の機器のデータ収集などを行い、データを活用した効率化や高度化を実現するスマートファクトリーの大きな課題になっているのが既存設備のデータ取得や解析である。従来は、ジェイテクトを含むラインビルダー企業などが既存設備に設置してきたが、新たに発表した「JTEKT-LINK」は、ユーザー企業(工場の運営企業)が独自に設置することが可能なシンプルな構成となっており、既存設備をコストをかけずに簡単にスマートファクトリー化できる点が特徴である。

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「JTEKT-LINK」のイメージ 出典:ジェイテクト

 「JTEKT-LINK」には、既存設備の接続を可能とするPLC製品「TOYOPUC-Plus」を組み込んだ「JTEKT-LINK(TOYOPUC-Plus搭載版)」(導入パッケージの参考価格20万円)と、データ分析基盤「TOYOPUC-AAA」を組み込んだ「JTEKT-LINK(TOYOPUC-AAA搭載版)」(同41万円)を用意。

 「TOYOPUC-Plus搭載版」では、Ethernet/IP、CC-Link、PROFINET、EtherCATなど各種ネットワークに幅広く対応。I/O接続も可能でネットワークのない古い設備も接続可能である。さらに、既存の制御盤に手を加えることなく、設備の空きスペースにアドオンできる。「TOYOPUC-AAA搭載版」では、工作機械のCNC装置に接続することで、そこから得る各種データを蓄積し、表示・解析する機能を備えているため、特別なソフトは必要なく、簡単にデータ解析が可能だ。人や設備に一番近い環境でデータの蓄積・解析を可能とするエッジコンピューティングで、通信負荷を軽減し、リアルタイムで解析を行う。ジェテクトでは販売台数3000台を目指すとしている。

 合わせて、ジェイテクトでは2017年春から同社の工作機械全機種に、エッジ型解析モジュール「TOYOPUC-AAA」を搭載することを明らかにしている。

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