ニュース
犬猫の気持ちが分かるペット用ウェアラブルセンサー、位置情報も取れる:ウェアラブルEXPO
Anicallは、「第3回 ウェアラブルEXPO」において、ペットの心の動きを検知するとともに位置情報なども得られる「しらせるアム」などのペット用ウェアラブルセンサーを展示した。
Anicallは、「第3回 ウェアラブルEXPO」(2017年1月18〜20日、東京ビッグサイト)において、ペットの心の動きを検知するとともに位置情報なども得られる「しらせるアム」など。ペット用のウェアラブルセンサーを展示した。
しらせるアムは、地磁気センサーと加速度センサー、Bluetooth Low Energyの通信機能を組み込んだモジュールで、ペットの首などに巻いて使用する。地磁気センサーでペットの姿勢、加速度センサーでペットの動きを検知し、それらのセンサー情報から分析したペットの心の動きをスマートフォンアプリの画面に表示する。またBeacon端末として機能も有しており、ペットが自宅外を移動しているときの位置情報取得にも利用できる。電池の持続時間は約2週間だ。
ベータ版による評価作業も進めており早々に開発を完了させたい考え。「2016年内を開発目標時期としていたが少し遅れている」(同社の説明員)という
また開発中の製品として「Anicallバイタルスーツ」も披露した。Anicallバイタルスーツは、心拍センサー、GPS、通信端末をジャケット型ウェアラブルセンサーで、ストレス/リラックス解析、疲労検出、訓練反応確認などのデータをクラウドデータベースに自動収集できる。この他、牧場の牛に装着する「Cowcall」、競走馬に装着する「Horsecall」なども紹介していた。
関連記事
- ウェアラブル製品の規制対応と課題
市場拡大が見込まれるウェアラブル機器市場だが、“携帯”から“装着”に変わることで利便性と同時にリスクも増大する。本稿では、こうしたウェアラブル製品に対するリスクと規制の現状および課題について解説する。 - 猫が乗っても迷わない、“ルンバ史上最強”「980」は何がスゴいのか
ロボット掃除機の代名詞的な存在となった「ルンバ」に最新モデル「980」が追加された。シリーズとして初めて自己位置推定を行う「SLAM」技術を搭載した、ハイエンドモデルの詳細に迫る。猫が乗っても大丈夫。 - 「酸素犬ロボット」が在宅酸素療法の生活をアシストする
在宅酸素療法をうける患者は国内に約16万人いるといわれ、彼らは日常生活で常に酸素ボンベを携帯しなくてはならない。彼らの生活の質を向上するために、2008年から開発が進められているロボットがある。 - ペットの写真からフィギュアを作製する3Dプリントサービス
X人の株式会社が、ペット関連事業の企業向けに、ペットの写真からフィギュアを作製する3Dプリントサービス「Petfig Partner」を開始した。 - 猫まっしぐら! インテル「Quark」搭載Arduino互換ボード「Galileo」で“デジタル猫じゃらし”
インテルは、東京都内で開催したソフトウェア開発者向けイベント「インテル ソフトウェア・イノベーション・フォーラム 2013」で、組み込みシステム向け低消費電力SoC「Intel Quark SoC X1000」を搭載したArduino互換開発ボード「Galileo」の実機デモを披露した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.