日本式モノづくりが世界から再評価される日：FAメルマガ 編集後記

「日本らしさ」が新たな価値に。

[三島一孝，MONOist]

　この記事は、2017年1月6日発行の「FAメルマガ」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

日本式モノづくりが世界から再評価される日

　あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

　MONOist FAメルマガは今回が2017年の最初の刊行となります。せっかくの機会ですので、FAフォーラムの年間記事ランキングを通じて、FA業界の変化について考えてみたいと思います。FA業界のここ数年の大きなトピックが「インダストリー4.0」や「スマートファクトリー」など、IoTを活用した次世代工場の実現への動きです。これらの動きはドイツでインダストリー4.0最終報告書が刊行されたのを契機に2014年に一気に活発化しました。

　実際に2014年のFAフォーラムの年間記事ランキング^※）の第1位となったのは「ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは？【前編】」です。同連載の【中編】についても9位にランクインしており「インダストリー4.0とは何なのか」が大きな注目を集めた1年だったことが伺えます。

※）関連記事：「FA」年間記事ランキング2014：「次世代工場」の足音が響いた2014年