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高圧受電設備用デジタル型保護継電器の新シリーズFAニュース

オムロンは、現行シリーズの機能を向上させた高圧受電設備用デジタル型保護継電器「新K2」シリーズを発売した。継電器の新しい動作特性を搭載したことで、保護協調の設計工数を約10%削減する。

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 オムロンは2016年12月1日、現行シリーズの機能を向上させた高圧受電設備用デジタル型保護継電器「新K2」シリーズを発売した。デジタル型過電流継電器(OCR)、デジタル型地絡方向継電器(DGR)、デジタル型地絡継電器(OCGR)、デジタル型過電圧継電器(OVR)、デジタル型不足電圧継電器(UVR)の5機種で、価格は2万3500円〜9万4000円(税別)。3年間累計の販売目標を5万5000台としている。

 保護継電器は、電力系統の事故・故障を検出すると同時に事故区間を切り離し、他回路への被害を回避する役割を持つ。事故による異常を継電器が検出して処理する過程で、他の健全回路が誤動作しないよう保護機能が相互に協調をとりながら、健全回路へ給電を継続することを保護協調という。

 新K2シリーズでは、継電器の新しい動作特性を搭載した。これにより、複雑化が進む施設内の電力系統に対して、保護協調設計工数を削減し、高圧受電盤の設計工数や検査/点検に関わる作業時間も短縮する。中でもOCRは、保護協調設計工数を約10%削減する。

 他にも、7セグ表示で計測値や継電器の状態を容易に把握できる。事故検出時の入力値を履歴として保存することで、事故原因の解析をサポートする(いずれもOCGRを除く)。

 点検用接点を正面に配置し(OCGRを除く)、継電器の全ての動作確認が受電盤面から可能になった。奥行きは従来品より30mm薄く、形状は丸胴型で、メーカーを問わず容易に従来器から置き換えができる。正面カバーは、従来の取り外し式から盤面機器の配置に合わせて左右どちらの開き方でも入れ替え可能になった。

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左からOCR、DGR、OCGR、OVR、UVR
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動作特性
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正面の点検用接点からの動作確認例

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