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さまざまなCADのネイティブデータが編集可能、他社CADライセンス購入不要な「SOLIDWORKS 2017」:CADニュース(3/3 ページ)
SOLIDWORKS 2017の新機能である3D Interconnectは他社の3D CADで作成された部品データをインポートすることなくネイティブな状態でSOLIDWORKS内に展開でき、かつ編集も行える機能だ。同機能はSOLIDWORKSのライセンスのみで利用でき、使用するフォーマットのソフトウェアライセンスは購入する必要がない。
新製品「SOLIDWORKS PCB」
SOLIDWORKS PCBはメカCADであるSOLIDWORKSとも連携が可能な基板設計ツールで、日本では2017年春に公開予定だ。同製品には回路図エディタも含まれている。「PCBWorks」の開発元・Altiumの技術を活用し、SOLIDWORKSが売りとしてきた「使いやすさ」を兼ね備える製品を目指すという。
ビュワー関連
3Dデータビュア―「eDrawings 2017」については対応する3Dデータフォーマットを新規追加した(以下)。以降も、対応フォーマットを次々と増やしていく予定だ。
- Inventor
- CATIA V5
- IGES
- STEP(AP242を含む)
旧バージョンから対応していたフォーマットは以下。
- SOLIDWORKS
- 3DXML
- CALS
- Pro/ENGINEER
- DXFおよびDWG
Drawings 2017のアンドロイド版に限り、「Google Cardboard」に対応し、簡易なVR機能が利用できる。
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