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「書類のプリンタ出力と同じ感覚を目指す」「単に上に積み上げるだけじゃない」――3Dプリンティング最先端3Dプリンタイベントリポート(4/4 ページ)

ストラタシス・ジャパンは3Dプリンティング技術をテーマとした講演イベントを開催した。本稿では同イベントでストラタシスが明かした、3Dプリンティングの新技術「Demonstrator」、3Dプリントの出力処理を簡素化する「GrabCAD 3D Print」の情報について紹介する。お寿司(すし)も少しだけいかが?

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次世代3Dプリンティング、ついに究極へ――料理だって最終製品(?)

 今回のイベントでは、次世代の3Dプリンタ活用ともいえる、最終製品のプロセスにおける3Dプリンティング技術にスポットが当てられた。

 そして今回……、展示コーナーにも「ある最終製品」を3Dプリンタから出力した、と思われる事例が見られた。そう、料理だって、最終製品である!


なんと、3Dプリンタで寿司(すし)も出力する時代が到来!? えーっ!!

 ……残念ながら、こちらは3Dプリンタ本体に寿司(すし)が乗っているだけの造形サンプルだった。

 展示会場内、ストラタシスの代理店であるアルテックと丸紅情報システムズのブースでは、日本食の代表格・寿司の造形サンプルを展示。寿司を3Dスキャンし、ストラタシスのフルカラー/マルチマテリアル対応3Dプリンタ「Stratasys J750」(J750)で造形したものだ。これはおいしそう……。


遠目で見ると本物のように見える

 特にリアルな巻き寿司サンプルはJ750のフルカラー出力の特性や品質をよく表現したものだ。巻きずしの出力モデルは実際に輪切りをすれば、実物のように具材をのぞくことが可能だという。

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