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自動機械装置メーカーがグローバル標準のERPシステム採用を決定:製造IT導入事例
SAPジャパンは、同社のERPシステム「SAP S/4HANA Enterprise Management」を、自動機械装置メーカーのCKDが採用したと発表。同システムのグローバル展開への対応力や実績、機能要件に対する高い適合率が評価されたものだという。
SAPジャパンは2016年7月15日、同社のERPシステム「SAP S/4HANA Enterprise Management」を、自動機械装置メーカーのCKDが採用したと発表した。
CKDは自動機械装置や機能機器の総合メーカーで、約7000の商品群、50万アイテムを国内や海外で製造・販売する。CKDでは、現状の基幹システムにおいて、引合・先行情報に対する製造指示などの二重入力や、コード体系の未統一によるデータ修正作業など手作業業務の発生が課題となっていた。
また、リアルタイムでの在庫情報の把握や、詳しい原価分析のための情報活用に対し社内ニーズが高まっており、さらにはグローバルな事業拡大に向け、業務プロセスの標準化と情報管理レベルの向上が求められていた。
そこで、CKDでは基幹システムの刷新を検討。SAP S/4HANA Enterprise Managementの採用を決定した。採用の決め手は、中長期でのグローバル展開への対応力や実績、ベストプラクティスをベースにした経営改革や業務改革の実績、また機能要件に対する高い適合率だという。
導入プロジェクトは既に開始しており、2017年4月に会計部分のシステムを稼働する。その後販売、購買、在庫、生産の各領域についても順次稼働させる計画だ。
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