ロボット「Pepper」の本格的な海外展開が開始される。
ソフトバンクロボティクスは2016年7月25日、同日より台湾にてロボット「Pepper」の販売を法人向けに開始すると発表した。
販売はEMS大手Foxconnの子会社であるPerobotが行い、同じくFoxconnの子会社であるAsia Pacific Telecomの店頭にて各種デモンストレーションが実施される。
ソフトバンクロボティクスでは2016年8月より法人モデル「Pepper for Biz」向け各種新サービスの提供を始める他、既にAndroidに対応した新型「Pepper for Dev」の開発者向け先行予約も行っており、これらを「Pepper for Biz 2.0」と位置付けるなど積極的な動きを見せている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Android対応Pepper、先行予約受け付け開始
ソフトバンクがAndroidに対応した新型Pepper「Pepper for Dev」の開発者向け先行予約の受け付けを開始した。先行予約の受付は同年7月27日まで。 - 「Pepper for Biz」が「2.0」に、法人サービスを拡大
Pepperの法人モデル「Pepper for Biz」に向けた、各種の新サービスが提供される。アプリの拡大や安価なコンテンツ提供、遠隔監視などを提供し、法人需要に応える。 - 日米ロボットが協力して接客業務、パルコで実験
仙台パルコ2で、米Fellow Robotsのサービスロボット「NAVII」を用いた実証実験。Pepperとの「日米ロボット連携接客」も行われる。 - 熊本地震の避難所にPepper派遣、会話やゲームでストレス軽減狙う
ソフトバンクは熊本地震の被災地支援として、避難所となっている小学校にPepperを派遣する。ロボットとの会話やゲームを通じてのストレス軽減を狙う。 - Pepperをスマホで操作、テレプレゼンス体験も
スマートフォンからPepperを遠隔操作できるシステム「VRcon for Pepper」をアスラテックが開発した。他社へも提供している。