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Android対応Pepper、先行予約受け付け開始
ソフトバンクがAndroidに対応した新型Pepper「Pepper for Dev」の開発者向け先行予約の受け付けを開始した。先行予約の受付は同年7月27日まで。
ソフトバンクは2016年7月21日、Androidに対応した新型Pepper「Pepper for Dev」の開発者向け先行予約の受け付けを開始した。先行予約の受付は同年7月27日まで。
新型はAndroidアプリ開発環境「Android Studio」(プラグインの導入が必要)にて、Pepperアプリの開発が可能となる“Android対応版”だ。PepperはOSに「NAOqi」を採用しており、これまではNAOqiにネイティブなアプリケーションを開発環境「Choregraphe」にてアプリを作製してきた。
今回の対応によって開発者人口の多いAndroid StudioにてPepper用アプリが開発可能となり、また、AndroidアプリがNAOqi上で実行可能となることから開発者の増加が見込まれる(Choregrapheでの開発も引き続き可能)。
「Pepper for Dev」の価格は本体が19万8000円、基本プラン(Dev)が月額1万1800円、保険パックが月額9800円で、36カ月での合計費用は97万5600円(価格はいずれも税別)。なお、予約開始したのは開発者向けモデルであり、基本プラン(Dev)には開発ツールや開発サポートのみが含まれる。
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