ニュース
作れるのは動きと外観、3DプリンタのXYZからロボット「XYZrobot Bolide」
XYZプリンティングジャパンが、教育分野向けロボット「XYZrobot Bolide(ボライド)」を発売する。動き(モーション)の作成はもちろん、提供される3Dデータで外装パーツを作る楽しみもある。
XYZプリンティングジャパンは2016年3月28日、教育分野向けロボット「XYZrobot Bolide(ボライド)」を同年4月6日より販売開始すると発表した。組み立てキット(9万9800円)と完成品(11万9800円)を用意し、組み立てキットはデアゴスティーニ・ジャパンを通じて販売される。
XYZrobot Bolideは18個の関節を持つほか、姿勢制御用センサー(ジャイロ/加速度)、通信機能(赤外線/Bluetooth)、距離センサー、スピーカーを備えており、付属するモーション編集ソフトにて自由な動きを作成できる。モーションについては公式サイトからのダウンロード提供も行われる予定。付属リモコンならびにiOSアプリからのリモート操作も可能だ。
サイズは230×141×407(幅×奥行き×高さ)ミリ、2.35キロ。「ダヴィンチ」シリーズなどの3Dプリンタを展開する同社製品らしく、Webサイトで外装パーツ作成用の3Dデータ配布も行われる予定で、3Dプリンタを活用してのパーツ作成も楽しめる。
完成品は同社Webサイトならびに楽天市場、Yahoo!ショッピングおよびデアゴスティーニ・ジャパン、Amazon、家電量販店、同社販売代理店を通じて販売される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 3Dプリンタニュース:XYZ、無償の初心者向け3Dモデラー「XYZmaker」β版を提供開始
豊富な基本形状で簡単にモデリングができ、動作も軽快な無償3Dモデラーを提供開始した。 - 3Dプリンタニュース:「さらに3Dプリンタを使いこなしたい人へ」――ワンランク上の造形が可能な「ダヴィンチ 1.0 Pro」登場
XYZプリンティングジャパンは、熱溶融積層方式の3Dプリンタ「ダヴィンチ」シリーズの新製品「ダヴィンチ 1.0 Pro」を発表。他社製フィラメントにも対応する他、専用ソフトにより詳細な出力設定が可能となり、これまでにない高い造形品質を実現した。 - CES 2016:パーソナル3DプリンタのXYZprintingが、ついに業務用3Dプリンタ事業に参入!?
XYZprintingは「2016 International CES」で、パーソナル向け/プロフェッショナル向け3Dプリンタの新製品や、同社初となる業務用3Dプリンタなどを発表した。 - 学校で「モデ1GP」を! 生徒自ら企画:広尾学園、3次元CADと3Dプリンタを活用した体験型モノづくりイベント開催
広尾学園 中学校 高等学校は、1970年代に小学生の間で大流行した「スーパーカー消しゴム」を題材に、小さなクルマを無償3次元CADでモデリングし、それを3Dプリンタで出力してノック式ボールペンで弾いて遊ぶイベント「モデ1GP」を開催した。 - 試行錯誤の3Dスキャン体験:2万円台で購入できるパーソナル3Dスキャナの実力やいかに!?
パーソナル3Dスキャナ「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」を使って、3Dスキャン初体験! いろいろな対象物をスキャンした結果や実際の使用感、使いこなすためのヒントなどをお届けします。 - 3Dプリンタニュース:Wi-Fi機能だけじゃない! 新型プリントヘッド搭載「ダヴィンチ Jr. 1.0w」
XYZプリンティングジャパンは、Wi-Fi機能を搭載したパーソナル3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr. 1.0w」の販売を2015年10月30日より開始する。販売価格(税込)は5万9800円。