コンセプトじゃない新型「インプレッサ」、新プラットフォームとともに登場:ニューヨークモーターショー2016
富士重工業は、「ニューヨークオートショー2016」において、主力車種「インプレッサ」の新モデル(米国仕様)を初公開する。2016年内に発売する予定で、モデルチェンジは2011年12月に発売した4代目以来約5年ぶりとなる。
富士重工業は2016年3月10日、「ニューヨークオートショー2016」(一般公開日:3月25日〜4月3日)において、主力車種「インプレッサ」の新モデル(米国仕様)を初公開すると発表した。2016年内に発売する予定で、モデルチェンジは2011年12月に発売した4代目以来約5年ぶりとなる。
新型インプレッサは、同社の中期経営ビジョン「際立とう2020」で次世代モデルの第1弾として位置付けられている戦略車である。軽自動車と小型スポーツカー「BRZ」を除く全てのモデルに採用する次世代プラットフォーム「スバル グローバル プラットフォーム」の採用により、「スバル史上最高レベルの総合性能進化」(同社)が可能になった。
新型インプレッサについては、2015年10月の「東京モーターショー2015」で5ドアハッチバックの「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT」、2015年11月の「ロサンゼルスオートショー2015」でセダンの「IMPREZA SEDAN CONCEPT」という2台のコンセプトカーが公開されている。インプレッサから派生した小型SUVである「XV」のコンセプトカー「SUBARU XV CONCEPT」は、2016年3月の「ジュネーブモーターショー2016」で公開されたばかりだ。
今回の新型インプレッサは、コンセプトカーではなく量産モデルとなる。現在公開されているフロントフェイスは、ヘキサゴングリルからホークアイヘッドランプまでを一体感を持って立体的に構築しており、コンセプトカーのデザインテーマである「ダイナミック&ソリッド」を引き継いでいることが分かる。
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