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スバルの新プラットフォームは日本車価格で欧州車の走りを超える:車両デザイン(1/2 ページ)
富士重工業は2025年までに採用する次世代プラットフォームの概要を公開した。“動的質感”と安全性能を向上して「スバル史上最高レベルの総合性能進化」(富士重工業)を実現した。
富士重工業は2016年3月7日、2025年までに軽自動車と小型スポーツカー「BRZ」を除く全てのモデルに採用する次世代プラットフォームの概要を公開した。この「スバル グローバル プラットフォーム」は、2020年を最終年度とする中期経営ビジョン「際立とう2020」で掲げたブランド力向上の一環となる取り組み。“動的質感”と安全性能を向上して「スバル史上最高レベルの総合性能進化」(富士重工業)を実現した。
同社は現状も1つのプラットフォームで軽自動車とBRZを除く全てのモデルを生産している。スバル グローバル プラットフォームは2016年に全面改良するインプレッサで採用、その他のモデルでも全面改良のタイミングで順次適用していく。2025年までをターゲットとするのは、中期経営ビジョンの最終年度以降も見据えたためだという。
また、「際立とう2020」の中では、スバル グローバル プラットフォームの他にも水平対向エンジン、「シンメトリカルAWD」「アイサイト」を基盤技術として掲げる。総合性能、安全、環境対応、デザイン、品質やサービス、顧客との関係づくりなど6分野を強化することにより、「安心と愉しさ」(同社)で際立つブランドを作り上げる。
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