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周辺機器の充実した「MAX 10 NEEK」で本格的な開発を目指す:MAX 10 FPGAで学ぶFPGA開発入門(8)(2/6 ページ)
FPGA開発において周辺機器(回路)は見落とせない要素の1つ。タッチパネルや各種出入力などを備えた「MAX 10 NEEK」を導入して、本格的な開発を目指す。
充実のビルドインプログラム
さて、まずはビルドインのソフトウェア(アプリケーション)を簡単にご紹介したい。添付のMicroSDカードをスロットに装着した上でACアダプターをつなぎ、電源をONにする(Photo03で左上の赤いボタンを押す)と、スタートアップ画面(Photo04)の後でメニューが出てくる(Photo05、06)。
ソフトは「painter」「spider」「camera」「g_sensor」「hdmi_rx」「humidility_temperature」「mic_adc」と用意されている。
- Painter(Photo07):マルチタッチスクリーンの動作サンプル。最大5本までのタッチを検出して、それぞれ別の色でペイントする。
- Spider(Photo08):Terasicがリリースしているクモ型の多脚ロボット「Treasic Spider Robot」のコントローラーとなる機能。ちなみにこれを利用するためには別売りとなる「Terasic BTS-TMD Bluetooth Adapter」を併用する必要がある。
- camera(Photo09):フロントカメラの映像を画面に出力するだけの機能。ちなみに画面をタッチすると、そこを中心にフォーカスを合わせる機能(Photo10)も用意されている
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