CADユーザーは見た目にこだわる!?
米国テキサス州ダラスで開催された「SOLIDWORKS World 2016」の取材に行ってきました。
SOLIDWORKS Worldは、毎年開催されているワールドワイドの年次ユーザーイベントで、ここ数年は世界中から5000人を超えるSOLIDWORKSユーザー、SOLIDWORKSエキスパート(認定技術者)および関係者が参加しているそうです。
その規模を一番実感できるのは、食事の時間です。大きなイベントホールのような会場にところ狭しとテーブルが並べられており、ピーク時は人で溢れ返ります。日本で開催される類似イベントでは体験できないほどの規模感に思わず写メを撮ってしまいました。
もちろん、盛り上がるのは食事だけではありません(笑)。朝8時30分から開始される基調講演は、西宮神社で行われる「開門神事 福男選び」のごとく、ゲートが開くと同時にダッシュで席を取りに行く参加者が数多くいました。SOLIDWORKSユーザーがどれだけこのイベントを楽しみにしているのかが分かる瞬間でもありました。日本のセミナーなどではほとんど見られない光景ではないでしょうか。
さて、肝心のイベント内容ですが、現地から5本の速報記事をお届けした通り、とにかく濃密なものでした。本コラムでは基調講演を中心にその模様を振り返ってみたいと思います(併せて関連記事もぜひチェックしてみてください)。
SOLIDWORKS World 2016を振り返る
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