第5世代「MakerBot Replicator」向け新型プリントヘッド登場:3Dプリンタニュース
ストラタシス・ジャパンは、高性能かつ長寿命を実現したMakerBot第5世代3Dプリンタ用プリントヘッド「MakerBot Smart Extruder+」の国内出荷を2016年1月18日より開始する。
ストラタシス・ジャパンは、高性能かつ長寿命を実現したMakerBot第5世代3Dプリンタ用プリントヘッド「MakerBot Smart Extruder+」(以下、Smart Extruder+)の国内出荷を2016年1月18日より開始すると発表した。
Smart Extruder+は、従来の「Smart Extruder」と比較し信頼性を大幅に高めた設計になっているという。Smart Extruder+では、温度管理システムやフィラメントをノズルに送り込むPTFEチューブの延長など、主要コンポーネントを改良。さらに、起動時間の短縮、より精巧なビルドプレートのレベリングとキャリブレーションなどの改善が図られている。同時に、プリントヘッド内のスマートセンサーの強化により、プリントの全工程が合理化され、プリント時間とコストの削減も実現しているとする。
MarkerBotは、親会社であるStratasysと密に連携・協力し、Smart Extruder+の開発と検証を実施。プリント時間で約16万時間を費やしてMakerBotの製品検証を行い、さらに結果を独自に検証するため、MarkerBotとStratasysは独立した2つのチームを編成し、各チームで合計5800回ものプリントを行った。「MakerBot Replicator」を使用した検証結果では、約700時間以上も一貫して確実なプリントができることが証明されたとしている。実際に、検証で使用されたSmart Extruder +の90%以上が1200時間以上にわたるプリントを実現できたという。
今回、Smart Extruder+のリリースと併せて、保証期間を従来製品の2倍となる6カ月間に延長することも発表。また、ストラタシス・ジャパンでは、Smart Extruder+の国内販売を記念し、Replicatorユーザーや国内のデスクトップ3Dプリンタユーザー向けに、ユーザビリティが向上した同製品の活用をサポートするためのプロモーションを同年1月18日より開始するとしている。
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