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車載Linuxに新開発のディストリビューション、Tizen IVIではない車載ソフトウェア(2/2 ページ)

Linuxベースの車載情報機器関連のオープンソースプロジェクトであるAutomotive Grade Linux(AGL)は、新しいLinuxディストリビューションを開発した。Yocto Projectがベースになっており、TizenやGENIVIなど既存のオープンソースプロジェクトの最良のソフトウェア部分を利用している。

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マツダ、スバル、三菱自、フォードがAGLに参加

 今回の発表に併せて、AGLにマツダ、富士重工業、三菱自動車、Ford Motor(フォード)が加わることも明らかになった。これまでAGLに参加している自動車メーカーは、トヨタ自動車、Jaguar Land Rover(ジャガーランドローバー)、日産自動車、ホンダの4社だったので、倍増の8社になったことになる。

 また各メンバー企業の貢献レベルにも変更があった。従来はゴールドメンバーが最高レベルだったが、その上位となるプラチナメンバーが作られた。そしてこのプラチナメンバーになったのは、これまでもAGLの活動をけん引してきたトヨタ自動車と、パナソニック、デンソー、ルネサス エレクトロニクス、そして新メンバーとなったマツダの5社である。

 AGLが発足した際に主導的役割を果たしていたインテルとジャガーランドローバーはゴールドメンバーのまま残った。新開発のAGLディストリビューションが中核となる今後の活動に対して、プラチナメンバーの5社と比べて温度差が出た格好だ。

 他の自動車メーカーの貢献レベルは以下の通り。日産自動車がシルバーメンバー、ホンダ、富士重工業、三菱自動車、フォードがブロンズメンバーである。

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