生産計画管理強化を目的にクラウド型BIサービスを導入:製造IT導入事例
パンチ工業は、生産計画管理の強化を目的としたリアルタイムデータウェアハウス構築のため、オラクルのクラウド型BIサービス「Oracle Business Intelligence Cloud Service」を採用したと発表した。
日本オラクルは2015年11月9日、パンチ工業が、生産計画管理の強化を目的としたリアルタイムデータウェアハウス構築のため、オラクルのクラウド型BI(ビジネス・インテリジェンス)サービス「Oracle Business Intelligence Cloud Service」(以下、Oracle BI Cloud Service)を採用したと発表した。
パンチ工業は、金型用部品の製造・販売を手掛ける企業。これまで同社では、在庫や販売、生産情報をそれぞれ異なるシステムで管理し、生産計画を立てる際に
は、バッチ処理した鮮度の低いデータを参照していた。そのため今回、生産計画に関する情報を一元化し、リアルタイムのデータに基づいた分析、計画立案を可能にするため、データウェアハウスの構築を決定。その構築を短期間で行うため、Oracle BI Cloud Serviceを採用した。
Oracle BI Cloud Serviceは、セルフサービス型の操作と簡単な運用、堅牢なセキュリティ環境を可能にしたクラウド型のBIサービス。採用にあたっては、最短1週間で導入が可能で、月額利用料のみで利用できるなど、初期コストを抑えて早期に導入できる点を評価した。
導入後は、日本と中国にまたがる3つのデータベースから、データをOracle BI Cloud Serviceに統合。シンプルなユーザーインタフェースで、分析モデルや分析軸の設計が可能になったという。
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