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インダストリー4.0は、日系製造業にピンチとチャンスをもたらしている:インダストリー4.0(5/5 ページ)
日本能率協会コンサルティングは、インダストリー4.0およびIoTによる技術革新に対する製造業の関心についてアンケート調査を実施。その調査結果を発表した。
IoTを自社で推進する課題は「経営効果を明らかにできない」
インダストリー4.0やIoTを自社で推進する際の課題として挙がったのが「経営効果を明らかにできない」(39%)という点である。続いて「協業含め、体制を構築できていない」(30%)、「何に取り組んで良いのか分からない」(20%)と続いている。危機感や期待感が高い一方で、具体的にこれらの取り組みをどう行動に移していいのか悩む様子がうかがえる(図12)。
また「インダストリー4.0やIoTを実現するために重要となる協業相手は?」という質問に対し、58%と半分以上の回答率を占めたのが「システムベンダー」となった。インダストリー4.0やIoTの実現には、ICTについての知見が欠かせず、その意味ではICT関連企業との結び付きを強化したいという意向が見える(図13)。
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