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製鉄所の操業系システムの基盤に高速データベース・マシンを導入:製造IT導入事例
新日鐵住金は、製鉄所の生産を支える操業系システムのIT基盤として、オラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine」を導入した。
日本オラクルは2015年11月4日、新日鐵住金が、製鉄所の生産を支える操業系システムのIT基盤として、オラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine」(以下、Oracle Exadata)を導入したと発表した。
新日鐵住金は、国内および海外事業における収益拡大を目指し、国内製造拠点の競争力強化に向けた取り組みを進めている。今回、その一環として、中核事業である製鉄事業の生産管理と製品品質を支える操業系システムに、オープン系システムを採用。その基盤として、Oracle Exadataを導入した。
Oracle Exadataは、24時間365日の安定稼働を可能にする高い可用性を備え、生産管理・情報系システムを含む、複数のデータベースを統合可能な性能を持つ。新日鐵住金では、操業系・情報系を含む複数のデータベースをOracle Exadataに統合。また、「Oracle Database」を障害やデータ破損から保護する「Oracle Data Guard」のスタンバイ機能を活用し、データベースのアップグレードをほぼ無停止で実施している。これにより、システム全体としても、ほぼ無停止での運用が可能になったとしている。
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