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腕を仮想キーボードにする操作UI、操作に手応えも
NECが作業者の腕を仮想キーボードにする、ウェアラブルグラス用の新しいUI「ARmKeypad」を開発した。腕へのタッチで入力判定を行うため、操作の手応えを作業者が得られるメリットも。
NECは2015年11月5日、作業者の腕を仮想キーボードにするウェアラブルグラス用の新しいユーザーインタフェース「ARmKeypad(アームキーパッド)」を開発したと発表した。
これはウェアラブルグラスとウェアラブルウォッチを連携させる「新しい認識技術」(同社)により、作業者の前腕に仮想キーボードを表示し、同時に仮想キーボードへのタッチ入力を実現することでハンズフリー化を実現する。腕への接触(タッチ)にて入力判定を行うため、接触/非接触を作業者が明確に区別できるというメリットもある。
作業者の「手元を見る」動作によって仮想キーボードが出現するため、キーボードやタブレッドなど入力デバイスを取り出す必要がなくなる他、仮想キーボードであるためにキーレイアウトの変更も自由に行える。音声コントロールの利用が難しい、環境音が大きな作業場所でも利用にも適する。
同社ではARmKeypadを利用した設備点検ソリューションや保守帳票管理ソリューションなどを開発し、警備や流通、医療などの分野にも導入を図りたい考え。なお、ARmKeypadは同社グループの開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2015」(2015年11月12日〜13日、東京国際フォーラム)にて展示される。
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