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アルテラ、14nm世代に向けた開発環境「Quartus Prime」

米Alteraは同社FPGA/SoC開発環境「Quartus II」の後継となる「Quartus Prime」を発表した。「Arria 10」や「Stratix 10」など20nm世代以降の製品をにらんだ設計がなされており、複雑化するFPGAの開発を高速に行える。

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 米Alteraは2015年11月2日(現地時間)、同社FPGA/SoC開発環境「Quartus II」の後継となる開発ソフトウェア「Quartus Prime」を発表した。既に提供は開始されており、同社Webサイトより入手できる。

 新製品は操作インタフェースこそ既存「Quartus II」を継承するが、Quartus II v 15.0と同時に登場した階層型データベース生成エンジン「Spectra-Q エンジン」をバックエンドに実装。対応した製品においては、配置アルゴリズムの最適化によって既存製品比で最大30%という高速化と、最大10倍のI/O設計高速化、4倍のコンパイル速度を実現する(Arria 10 SoCでの比較時)。

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「Quartus Prime」はUIはそのままに、バックエンドへSpectra-Q エンジンを実装

 Quartus PrimeはQuartus IIの後継と位置付けされているが、最大の効果を発揮するのは20ナノメートルプロセス以下の製品(Arria 10ならびStratix 10、及び後継製品)であり、それ以前のプロセスルールを採用する製品については利用はできるものの、得られる効果が限定的なものとなるという。

 製品は無償の「ライトエディション」(既存ウェブエディション相当)と有償の「スタンダードエディション」(既存サブスクリプションエディション相当)、「プロエディション」と3バージョンが用意される。最上位の「プロエディション」はArria 10以降の製品をターゲットとしており(MAX 10はサポートされない)、実装するSpectra-Q エンジンもArria 10以降の製品に最適されている。

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「Quartus Prime」がターゲットにするのは20nm以降の製品

 System Verilog 2005およびVHDL 2008といった言語のサポート、規則チェック付きのリアルタイムI/O配置である「BluePrint Platform Designer」、コンパイル済IPおよびプラットフォームのインクリメンタル最適化である「Rapid Recompile」もプロエディションのみで利用できる機能となっている。

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