東芝が新マイコン「TXZ」を解説、FlashAirのIoT活用も:ET2015 開催直前情報
ET2015にて、東芝 セミコンダクター&ストレージ社は2016年5月リリース予定の新マイコン「TXZファミリ」の開発状況と、FlashAirのIoT活用について訴求する。
2015年11月18〜20日の3日間、パシフィコ横浜で組み込み関連の最先端テクノロジーや基盤技術が多数集結する「Embedded Technology 2015/組込み総合技術展(以下、ET2015)」「IoT Technology 2015」が開催される。
ET2015の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2015/IoT Technology 2015の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。
ここでは、東芝 セミコンダクター&ストレージ社の展示について紹介する。同社は2016年5月に新マイコン「TXZファミリ」のリリースを予定しており、展示では開発状況や取り組みについてのテクニカルセッションを開催。また、無線LAN搭載カード「FlashAir」のIoT活用や事例紹介などを行う予定だ。
低消費電力で高速動作、新マイコン「TXZファミリ」
TXZファミリは同社が2015年7月に発表した「TXファミリ」を発展させた新製品だ。同社ブースで開かれるテクニカルセッションでは、TXZファミリの開発状況や、マイコン事業のロードマップ、注力分野について解説する。さらに、同社が強みにしているモーターソリューション分野において、MCD(モーターコントロールドライバ)を利用したロボットハンドのデモを行う。
「FlashAir」は柔軟なIoTデバイスに
FlashAirは、無線LAN機能を搭載するメモリカードだ。2015年3月に発表された第3世代では、Luaスクリプトによる制御が可能となり、FlashAirに書き込まれたファイルを自動でアップロードできるようになった。ブースでは実際の活用例や、FlashAirのI/Fを使用してIoTデバイスを簡単に試作できるボード「FlashAir評価基板」を紹介し、「FlashAirをスロットに挿すだけで既存機器がIoTデバイスになる」というメッセージを来場者に訴求する。
同社はET2015でメインに紹介する「TXZファミリ」を軸に、2016年は注力分野の拡大を図りたいと述べ、FlashAirを活用する企業については、それぞれのステージにあったサポートを行っていきたいとしている。
Embedded Technology 2015/IoT Technology 2015
展示会名 | Embedded Technology 2015/IoT Technology 2015 |
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会期 | 2015年11月18日(水)〜20日(金) |
時間 | 10:00〜17:00(20日(木)のみ18:00終了) |
会場 | パシフィコ横浜 |
公式サイト | http://www.jasa.or.jp/expo/ |
東芝 セミコンダクター&ストレージ社 ブースNo. | C-43 |
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