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「世に出る製品」目指す、FlashAirハッカソン:組み込み開発ニュース
東芝「FlashAir」をテーマにした「FlashAir ハッカソン」が開催される。資金集めや販売までのサポート体制が用意され、プロトタイプ作成だけではなく、「世に出る製品」を目指すプロジェクトだ。
東芝の無線LAN搭載SDメモリーカード「FlashAir」をテーマにした「FlashAir ハッカソン」が開催される。アイデアソンとハッカソンによるプロトタイプ作成だけではなく、共催各社によりクラウドファンディングによる資金集めや販売までがサポートされ、「世に出る製品」を目指すプロジェクトとなっている。
本イベントの主催は東芝だが、共催企業にはGUGEN(電子部品提供、スタートアップ支援)、Makuake(クラウドファンディング)、Amazon(販売サポート)、BASE(PR支援)、日本マイクロソフト(Azureの3年間無償提供)、FIXSTARS(FlashAir技術サポート)、スイッチサイエンス(電子部品サポート)らが名を連ねており、各社が応募者のアイデア具現化(商品化)をサポートする。
ユーザーズミーティングとアイデアソンの開催は2015年4月11日、ハッカソンの開催は2015年4月18日および19日。開催場所は神奈川県川崎市の東芝スマートコミュニティセンター。ユーザーズミーティングのみの参加も可能だが、ハッカソンへの参加にはユーザーズミーティングとアイデアソンへの参加も必要とされている。参加費は一般3000円/学生2000円(参加者全員にFlashAir提供)。
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