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「エクストレイル ハイブリッド」走行不能になる恐れ、電動システムに不具合エコカー技術

日産自動車は、2015年4月に発売した「エクストレイル ハイブリッド」のリコールを国土交通省に提出した。不具合原因は、ハイブリッドシステムを構成するリチウムイオン電池パックとCVTのECU(電子制御ユニット)で、走行不能になる恐れがあるという。

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 日産自動車は2015年9月10日、同年4月に発売したハイブリッド車「エクストレイル ハイブリッド」のリコールを国土交通省に提出した。対象となるのは、2015年4〜8月に製造した9759台。

 リコール原因は、ハイブリッドシステムを構成するリチウムイオン電池パックとCVTのECU(電子制御ユニット)の2つに分かれる。まず、リチウムイオン電池パックについては、ECUに接続するハーネスの検査方法が不適切なため、コネクタ端子のすき間が広くなったものがあり、そのまま使用を続けると走行中の振動などによりコネクタが接触不良になる。最悪の場合、走行中のエンジンとモーターが停止し、走行不能になる恐れがある。

 次に、CVTのECUは、プログラムが不適切なため、減速によってモーターだけで走行するEVモード移行後に極めて低い速度での走行を継続した場合、モーターとCVT間の動力伝達に異常があると誤判定することがある。その際に、警告灯が点灯してモーターが停止し、走行不能になる恐れがある。

 市場での不具合発生件数は、リチウムイオン電池パックが1件、CVTのECUが3件。市場からの情報で発見された。事故は発生していない。

 なおリコール対象の9759台のうち、不具合原因がリチウムイオン電池パックになっているのは442台、CVTのECUになっているのは全数に当たる9759台である。

 改善措置は、リチウムイオン電池パックについては良品との交換、CVTのECUは対策プログラムへの修正となっている。

「エクストレイル ハイブリッド」のリコールの不具合発生箇所(クリックで拡大) 出典:国土交通省

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