特集
超大型やロータリーデルタなど、「Maker Faire Tokyo 2015」で見つけた個性派3Dプリンタ:Maker Faire Tokyo 2015リポート(5/5 ページ)
メイカーたちの祭典「Maker Faire Tokyo 2015」では、超ビッグサイズのFDM方式3Dプリンタから日本初上陸の光造形方式3Dプリンタまで、多くのファブリケーションツールに注目が集まりました。また記事後半では、ちょっとおバカなゲームやロボコンなどもご紹介します!
電子工作のエッセンスを体験!
ソニーの社内ベンチャーによる「MESH」は、4種類の「タグ」と呼ばれるブロックを組み合わせて電子工作を行う製品。プログラミングや電子部品についての専門知識がなくても、簡単に電子工作の世界を体験できるのが特長です。展示会場では、ワークショップも開催していました。
下の4つの「タグ」は左からButton、Move、LED、GPIO。iPad専用アプリ「MESH Creative DIY toolkit」上でブロックを線でつなげていくことでプログラミングを行います
温かみのある木のカラクリ
木の歯車工房では、歯車を組み合わせたカラクリがたくさんありました。端から端まで歯車を中心に組み上げられた機構が動く様子は圧巻です。どこがどうつながって動いているのか、大人も興味津々。図面はCADなどは使わず全て手書きだそうです!
他にもロボットや音楽、クラフト作品まで、目移りしっぱなしの2日間でした(関連記事:音楽に合わせて動く「ダンシングワイパー」でドライブも乗り乗り?)。出展者、参加者それぞれが思い思いにモノづくりを楽しむMaker Faire Tokyo。次回の開催も楽しみですね!
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