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安価なUSBワンセグチューナーでラズパイ2をラジオサーバにするラズパイ2で遊ぼうぜ(3/3 ページ)

前回はWindows PCからリモート接続でRaspberry Piに接続する方法をご紹介したが、今回はその応用編2と言うことで、リモート接続でプログラムをインストールしながら、ラジオサーバとして使う方法について紹介しよう。

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 ひとまずSDR#でラジオを聞く準備はできたので、もう一度Raspberry Pi 2に戻って設定を続けることにする。念のために一度再起動しておこう。

 再起動したら、以下のコマンドを入力する。

 
$ sudo rtl_tcp -a 0.0.0.0
 

 すると下記のような画面が表示されるはずだ。


入力待ち状態の画面に

 ではSDR#に戻ろう。画面上にある周波数表示をマウスのホイールなどで82.5MHzに合わせたら、画面左上にある▲をクリックすると受信が始まる。するとTeraTermのコンソール画面に周波数が表示され、受信が始まっていることが分かる。


受信後は周波数が表示されるようになる

SDR#の画面。山にピークがあるところが、何かを受信しているところ。ここに合うようにマウスのホイールなどで調整する

 PCからラジオの音が聞こえてきただろうか。今ではインターネットラジオなどもあり、特に気にせずにどこでもラジオを聞くことができるが、ほんのちょっと、ホビー的な要素を取り入れればさらに楽しめる。

 もう少しマニアックに進むと、USBワンセグチューナーを改造して、もっと下の周波数を受信できるようにして、昔流行った「BCL」を楽しむ、ということもアリだろう。さらに詳細を知りたい方は「RTL-SDR」をキーワードに検索してみるとよいだろう。

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