新型「シエンタ」のイメージカラーが緑色に見えた件
2015年7月9日、トヨタ自動車で最も小型の3列シートミニバン「シエンタ」がフルモデルチェンジしました。2003年に初代モデルが発売された後も、細かくマイナーチェンジを続けながら好調な販売を続けており、約12年経過して初めてのモデルチェンジとなりました。
シエンタにはちょっとした黒歴史(?)があります。シエンタと同じ小型の3列シートミニバンとして、ダイハツ工業がOEM供給する「パッソ セッテ」を2008年12月に発売したこともあり、2010年8月に一度は生産終了しているのです。
しかし、パッソ セッテの販売がふるわなかったこともあり、2011年5月に再度生産されるようになりました。ちなみにパッソ セッテは2012年12月に販売終了しています。
今回のフルモデルチェンジ直前でも月間2000台近く売り上げているなど人気のシエンタ。2代目モデルは、外観デザインを大幅に変更するとともに、待望のハイブリッド車を追加しました。これでトヨタ自動車のミニバンは、シエンタ、「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」、「アルファード/ヴェルファイア」という3兄弟が新モデルで出そろったわけです。
さて新型シエンタですが、イメージカラーとして、新色のボディカラー「エアーイエロー」を採用しています。サッカーのハメス・ロドリゲス選手が出演するCMで使っているユニフォームやスポーツバッグをはじめ、そこかしこにこのエアーイエローが用いられています。
会見前のリーク情報などでこのエアーイエローを見たときの私の感想は、「ほぅ、緑系のボディカラーね……」と思っていました。しかしながらこの色、エアーイエローというように黄色なのです。確かに、他のボディカラーとしてもっと分かりやすい緑色の「グリーンマイカメタリック」があるので、これと比べると黄色だとは思うんですが。
この疑問を、会見に出席していたボディカラーデザイン担当の方にぶつけてみました。すると以下のような回答が。
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