ニュース
ドローンで貨物運搬も、造船工場で実証実験:ロボット開発ニュース
造船海運事業などを手掛けるツネイシホールディングスが、ブイキューブの実施するドローンによるインフラ点検の実証実験に協力。造船工場での施設監視実験を行った。映像を活用した監視などの他、軽貨物運搬のシミュレーションも行われた。
造船海運事業などを手掛けるツネイシホールディングスが、ブイキューブの実施するドローンによるインフラ点検の実証実験に協力。造船工場での施設監視実験を行った。
実証実験ではDJIのドローン「Inspire1」にブイキューブのビジュアルコミュニケーションサービスを組み合わせ、常石造船 常石工場にて施設の定点監視や任意地点への飛行など、4日間で40回以上の試験飛行を行った。リアルタイム映像を利用しての監視・確認以外にも、ドローンで貨物を運ぶ運搬シミュレーションも行われた。
常石ホールディングスではグループ施設を対象に生産工程の効率化や安全性の向上を目指し、ドローンとブイキューブのビジュアルコミュニケーションを組み合わせたサービスの活用を検討していくとしている。
関連記事
- ドローン利用のインフラ監視、ブイキューブが実証実験
「V-CUBE」などビジュアルコミュニケーションを手掛けるブイキューブが、パイオニアVCと共同でドローンを活用したインフラ点検や災害対策の実証実験を開始する。 - ドローンとビジュアルコミュニケーションでインフラの遠隔監視を実現
ビジュアルコミュニケーションのブイキューブは、先進的なロボットやドローン技術を保有するRapyuta Roboticsに出資したことを発表した。 - 「ヒト型ロボットは最適ではない」IEEEフェロー広瀬氏が語るロボット開発の方向性
ヒト型をしたロボットは強いインパクトを持つことから、ロボット=ヒト型というイメージを抱く人もいる。ただ、150体以上のロボットを製作し、現在もロボット開発の第一線に立つIEEEフェローの広瀬茂男氏は「ヒト型がロボットの将来ではない」とイメージ先行の未来に警鐘を鳴らす。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.