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抱えて運べて卓上設置も可能! 小型・軽量サイズの6軸多関節ロボットを開発FAニュース

安川電機は、小物部品の組み立てやハンドリング、電気・電子部品の配膳・挿入などに適用可能な小型6軸多関節ロボットを開発した。将来のフレキシブルな生産システム構築に向けて、社内の生産システムへの適用を通して機能検証を行い、実用化する予定。

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 安川電機は2015年5月28日、小物部品の組み立てやハンドリング、電気・電子部品の配膳・挿入などに適用可能な小型6軸多関節ロボット「MotoMINI(モートミニ)」を開発したと発表した。

 産業用ロボットの領域では、人間とロボットが共同で作業を行うことで、作業分担を柔軟に変更して対応し生産性を高めようという動きが活発化している。2013年末の規制緩和により、80W以上の産業用ロボットに安全柵が必須ではなくなるという動きに加え、より小型の産業用ロボットを活用し、生産効率を高める動きが広がりつつある。

 これらの流れから、安川電機では新たに小型・軽量で「抱えて運ぶことも可能」な6軸多関節型ロボットを開発した。小型・軽量である他、高速・高精度の動作を行えることが特徴だ。

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安川電機の「MotoMINI」 ※出典:安川電機

 具体的に機能を見ていくと、可搬質量は500gで最大リーチ246mm、質量4.3kgの小型軽量を実現し、卓上での据付も可能としている。また、同社の従来最小機種のロボットと比較して動作加速度が2倍以上、特定動作のタクトタイムを25%短縮し、さらに高速動作での組み立て、配膳、部品挿入などに使用可能だ。繰り返し位置決め精度は±0.02mm(参考値)で高精度の動作が可能。さらに、ロボットハードウェア毎の個体差が少ないため、ロボットの置き換えが動作プログラムのコピーのみで完了し、ティーチング補正がほとんど必要ないという。

 さらに、自動化機器間のネットワーク化やクラウドを利用した生産ラインの状態監視やデータ管理、リモートメンテナンスなどを適用することで、より理想的な生産システムの実現を目指す。今後は、インダストリー4.0などで描かれる生産の将来像の方向性に合わせ、メカトロニクス事業領域にヒューマトロニクス事業領域を加えて人との共存に向けた開発を進めていくとしている。

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