熱設計のお悩みもその場で相談可能! ――ソフトウェアクレイドル:DMS2015開催直前! ブース出展情報
ソフトウェアクレイドルは「第26回 設計・製造ソリューション展(DMS2015)」で、熱流体解析ソフトウェア「STREAM」と「SCRYU/Tetra」、電子機器の放熱設計用ソフトウェア「熱設計PAC」を展示する。今回は熱設計に関する個別相談コーナーも設ける。
2015年6月24〜26日の3日間、東京ビッグサイトで「第26回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2015)が開催される。国産CAEベンダーのソフトウェアクレイドルは熱流体解析ソフトウェア「STREAM」と「SCRYU/Tetra」、電子機器の放熱設計用ソフトウェア「熱設計PAC」を展示する。
近年の製品開発は、短時間に高付加価値の製品を生み出さなくてはならない。ソフトウェアクレイドルの熱流体シミュレーションソフトウェアは、設計段階でさまざまな検討ができるツールとして開発し、業界問わず広く利用されてきた。国内開発の強みを生かし、顧客ごとのソフトウェアのカスタマイズを行うなど、きめ細やかな対応が可能だという。同社は、ソフトウェアの提供だけではなく、解析作業を請け負う受託解析サービスも展開する。
「今回はさまざまな分野で利用される3次元熱流体シミュレーション(CFD)をより多くの人に知っていただけるよう、日常の設計開発業務においてCFDをどのように活用できるのか、CFDの使いどころをイメージしていただくことを目標に出展します」(同社)。例えば、シミュレーション初心者向けに、熱流体シミュレーションソフトを実際に体験できる『デモコーナー』や事前予約制の『技術相談コーナー』を設ける予定だという。実際に導入しシミュレーションソフトを業務に活用する顧客のインタビュー記事やシミュレーション結果事例パネルなども展示する。今回は熱設計に関する個別相談コーナーも設ける。普段、なかなか聞きづらいCFDソフトウェアの使い方や活用方法など、同社技術スタッフがその場で回答する。
「国内外の1人でも多くの来場者さまに熱流体解析という技術があること、国内で開発している会社があること、近年では、大規模で複雑な現象まで計算できるようになっていることなどを知っていただきたいと考えています。そして、来場されたお客さまが、現在抱えておられる問題が熱流体シミュレーションツールを利用することで解決できるかどうかご判断いただく場になければと考えています」(同社)。
展示製品について
- 「STREAM」:電子機器、精密機器、建築土木などさまざまな業界で使われ続け、既に約30年の実績がある熱流体解析ソフトウェア。直交構造格子を採用しているため、計算が高速で、かつ安定した解が得られることに特徴がある。熱設計以外にも、今までは設計者の手には届かなかったような物体の移動を考慮した複雑な解析も少ない工数で実現可能だという。
- 「熱設計PAC」:電子機器の放熱設計に必要な機能のみにカスタマイズした汎用ソフトウェアSTREAMの機能限定版。熱設計PACに実装されている熱の移動を可視化する独自ツールで「何がこの温度分布の原因か?」というアプローチが可能だ。
- 「SCRYU/Tetra」:複雑な形状モデルでの熱流体解析を簡便に行えるため、機械・輸送機器分野などで多く利用される。リリース以来、顧客の要望により実装された数多くの高度な解析機能と使いやすいGUI、ロバスト性に優れたメッシャーなど国内開発ならではのバランスのよさを実現。設計者から専任者まで利用可能だ。また、最適化ツールとの連携などカスタマイズをすることで、オリジナルの設計環境を構築できる。
第26回 設計・製造ソリューション展(DMS2015)
会期 2015年6月24〜6月26日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
[ブース情報]ソフトウェアクレイドル
東ホール ブース番号:東18-1
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